今、保釈で出ていて、おそらく刑務所にいく予定の方や、ご家族がもうすぐ拘置所から刑務所に移送されるという方は、以下の持ち物をものを持っていくと良いと思います。
過去に刑務所に入っていた元受刑者である僕が解説します。
第1位 お金
やっぱりお金だと思います。刑務所で本や日用品を買うにもお金が必要です。
一応、作業報奨金という懲役やれば手に入るお金(給料みたいなもの)があるんですが、最初は1か月500円もいかないので、貯まるのに時間がかかります。
その間何も買えませんので、周りが自分のお金でいっぱい本や日用品を買ってるのを指をくわえて見てるだけになります。
そういう思いをしたくなければ、もっていくと良いでしょう。
じゃぁ、どれだけ持っていけばいいのか?使い方にもよりますが、1年あたり3万あれば余裕だとおもいます。
なので、懲役4年の人は12万、懲役10年の人は30万ぐらいあるといいでしょう。
1年あたり5万円もあればかなり贅沢な生活が送れると思います。
そんな無いよっていう人でも、1年あたり1万円は最低ほしいところです。
第2位 本
もし、あなたが保釈中の身ならば、今すぐブックオフに行って、大量に本を買うべきです。
本なんて興味ないし、今までほとんど読んだことないよっていう人でも、買った方がいいです。
なぜなら、刑務所の娯楽といったら、
- 本を読む
- TVを見る
- 将棋・囲碁をする
この3つぐらいしかありません。そうなると、どうなるか。
ぶっちゃけ、今まで本を読んでこなかった人も読むようになります。
僕もそうでした。
テレビは平日夜7時からしか見れませんし、さらに見たい番組が必ずしも見れるとは限りません。
なぜかというと、最初はほとんどの方が雑居スタートです。古株の人がチャンネル権を持っていて、新入りの意見なんて聞いてもらえないといった可能性もあるからです。
夕食食べ終わるのが17時として21時までの4時間をただボーっと過ごすのか、本を読んで有意義な時間とするのか、あなた次第ですが、どちらがいいのか、一目瞭然ですよね。
ちなみに本は新品じゃなくてもOKです。
古本で全然かまわないので、ブックオフやアマゾンで大量に買って持っていきましょう。
僕も保釈で出ていた時に、アマゾンで100冊以上買って、裁判所まで持っていきました。
その際、底が抜けないように丈夫な紙袋に入れてもっていくといいです。
被告人席に置いておけば、判決が下ったあと、傍聴人席にいる法務省の人間が、持って行ってくれますので、何も心配はいりません。
どんな本を買えばいいのかわからない人は、以下の3点だけは押さえておくといいと思います
辞書
意外と思われるかもしれませんが、手紙を書くときに必須になる。まじでないと困ります。
エロ本
おそらく使うことになるので、持っていきましょう。
刑務所によって入るところと入らないところがあります。エロ本が入らなかったことも考えて、官能小説も持っていくと良いでしょう。
ナンプレ・数独・道路地図などの暇つぶし本
ナンプレ・数独
などのパズル本は暇つぶしに最適。
道路地図なんていらないでしょ、って思うかもしれないですが、結構な受刑者が持っていて、ぼーっと眺めてます。
僕が受刑中に読んだおすすめ本4冊を知りたい方はこちらの記事を読んでください。
【受刑者】刑務所にいるときに読んだおすすめ本4選【差し入れ】
第3位 メガネ
目がいい方には関係ありませんが、目の悪い方は必ず、2つ以上持って行った方がいいです。
意外と壊れるんですよね。
僕も3年半の間に2回壊しました。
壊れたら、新しいの買うまでの間、メガネなしですし、刑務所でメガネを買うとめちゃくちゃ高かったりします。
安いのもありますが、しょぼかったり満足いく物ではなかったりなので、予備のメガネをあらかじめシャバにいるときに、買っておきましょう。
その際、度を低くして、負担がかからないようなメガネにすると良いです。
運転するわけじゃないですからね。
今ならネットでも買えます。

ちなみにメガネケースは樹脂製の物を選びましょう。
中に金属が入っていると刑務所の中に入りません。
おそらく自殺防止、武器として使用されるのを防ぐ為だと思われます。
以上、刑務所に持っていくと良いものでした。
【実体験】きつい刑務所生活をいじめられずに生きていく3つの方法